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上げるシンプルな考え方
売上を上げるシンプルな考え方
カテゴリー: 企業再生ブログ – タグ: 売上アップ, 経営戦略, 経営計画 窶鐀 @ 2010 年 5 月 12 日 12:51 PM 編集
今、私は片道一時間半かけて通勤しています。その時間を無駄にしないためにビジネスCDを聞いて勉強しているのですが、その中の1つとして、売上アップのCDを聞いています。

様々な企業の相談を受けると売上のアップが難しいということを多く聞きます。実際、私たちの会社も売上を獲得することが大きな目標(もちろん、利益はもっと大きな目標ですよ)ですし、楽をして売上を獲得できているわけではありません。

ただ、売上が獲得できない結果を不況のせいにしている経営者が殆どです。(僕も心の奥底でそう思っていることは否定できません。)

そんなことを感じながら、私もCDを聞きながら自社・他社に当てはめて売上をどのように上げるかを考えていました。
そのCDの中では、売上=客数×客単価×購買頻度 であると何度も言っているのですがそのこと自体は、有名なコンセプトなので私も知っていましたし、知っている方も多いと思います。だから、売上を上げるためには、

客数を増やす
客単価を上げる
購買頻度を上げる
の3つしかないのでそれに対して対策を打たなければ売上は上がらない!と豪語していました。

「そんなの、当たり前だよ!」とCDを消そうとしましたが、その後の「その3つに対してどれくらい多くの方法を自社は持っていますか?」という質問を聞いてふと、スイッチを押しかけた手を止めて考えてみました。

結果は、自社の各ポイントへの施策数 客数2   客単価1    購入頻度0

私が例に出した他社の施策数 客数1  客単価0  購入頻度1

でした。知識として先程の売上の公式は知っていても、その公式で明らかにされた売上を上げる3つのポイントに対する自社もしくは他社の持っている施策は、このようなお粗末な結果でした。

そのCDでは売上を上げるための3つのポイントそれぞれに最低でも3つずつ位の施策を持っていなければ、今の時代売上は安定して作れない!!っと言っておりました。

その言葉を聞いて「確かに!」と強く思ったのです。

何か強い商品、奇抜な企画、世の中の景気などがないと売上が上がらないと考えていたのは、自分であり、問題を難しくしていたのは自分だと気付きました。

まずは、シンプルに売上を上げる3つのポイントそれぞれに3つずつの対策を打つ!これを先ずは実行し、結果をテストしながらダメな施策はやめ、やめた分新たな施策を追加して常に3つ施策を持っているということが非常に大事だと気付かされました。

さて、果たして皆様はどのくらいの施策を持っているでしょうか? この機会にお考えいただければと思います。